台風10号の爪痕!宮崎市恒久の屋根を襲った被害と、その後の補修・塗装工事について
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台風10号の爪痕!宮崎市恒久の屋根を襲った被害と、その後の補修・塗装工事について
2024年9月、大型で非常に強い勢力を保ったまま九州に接近した台風10号。宮崎県内でも各地で大きな被害が発生し、宮崎市恒久地区もその例外ではありませんでした。
今回の記事では、台風10号によって被災した宮崎市恒久の住宅の屋根補修工事と、合わせて実施した屋根塗装工事について詳しく解説していきます。
台風10号による屋根の被害状況
今回のケースでは、強風で飛来してきたものが屋根の隙間に挟まり、屋根材であるコロニアルが破損するという被害が発生しました。
コロニアルとは、セメントと繊維を主な原料とした屋根材で、軽量で施工性に優れていることから、日本の住宅で広く普及しています。しかし、強風や飛来物による衝撃に弱く、台風などの自然災害時には破損しやすいという側面も持ち合わせています。
お客様からのご連絡を受け、早速現地調査へ伺いました。屋根に上って確認したところ、飛来物が屋根の棟部分に突き刺さり、コロニアルが割れていました。また、強風によって棟板金が浮き上がり、雨漏りの危険性もありました。
屋根補修工事の内容
今回の屋根補修工事では、以下の作業を行いました。
- 飛来物の除去: 挟まっていた飛来物を気をつけて取り除きました。
- 破損したコロニアルの交換: 割れたコロニアルを新しいものと差し替えました。
- 棟板金の固定: 浮き上がった棟板金を釘でしっかりと固定し直しました。
屋根塗装工事の目的とメリット
屋根補修工事と併せて、お客様のご希望で屋根塗装も行いました。
屋根塗装は、屋根材の劣化を防ぎ、建物の寿命を延ばすために重要なメンテナンスです。塗装を行うことで、以下のようなメリットがあります。
- 防水性の向上: 塗膜が屋根材を保護し、雨水の侵入を防ぎます。
- 耐久性の向上: 紫外線や風雨による劣化から屋根材を守り、寿命を延ばします。
- 遮熱性の向上: 遮熱塗料を使用することで、室内の温度上昇を抑え、冷房効率を高めます。
- 美観の向上: 新しい塗膜で屋根を美しく蘇らせます。
使用塗料について
今回の屋根塗装工事では、アステックペイントの「シャネツテックSi-JYⅡ」を使用しました。
シャネツテックSi-JYⅡは、屋根専用のシリコン樹脂系遮熱塗料です。シリコン樹脂塗料は、耐久性、耐候性、防汚性に優れており、長期間にわたって屋根材を保護します。また、遮熱顔料を配合することで、太陽光を反射し、屋根の表面温度の上昇を抑える効果があります。
宮崎県は日照時間が長く、夏季は高温多湿な気候です。シャネツテックSi-JYⅡを使用することで、室内の温度上昇を抑え、快適な居住空間を実現することができます。
工事完了
補修工事と塗装工事を終え、お客様に生まれ変わった屋根をご覧いただきました。
「台風で屋根が壊れてしまい、とても心配でしたが、綺麗に直していただき安心しました。塗装もしてもらったので、新築の頃のように綺麗になりました。」と、大変喜んでいただけました。
屋根の定期的な点検・メンテナンスの重要性
屋根は、雨風や紫外線などから家を守る、重要な役割を担っています。しかし、日々過酷な環境にさらされているため、経年劣化は避けられません。
屋根の寿命は、使用されている材料や環境によって異なりますが、一般的には10〜20年程度と言われています。定期的な点検・メンテナンスを行うことで、屋根の寿命を延ばし、建物を長持ちさせることができます。
特に、台風などの自然災害後は、屋根に被害が出ていないか、必ず点検を行うようにしましょう。
まとめ
今回は、台風10号で被害を受けた宮崎市恒久の住宅の屋根補修工事と屋根塗装工事についてご紹介しました。
台風などの自然災害は、いつ起こるか分かりません。日頃から屋根の点検を行い、適切なメンテナンスを行うことで、被害を最小限に抑えることができます。
屋根のことでお困りの際は、お気軽にご相談ください。
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