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外壁塗装は水性と油性どっちがよい??

 

外壁塗装で使用する塗料もウレタンやシリコン、フッ素など様々な種類がありますが、その他にも『水性』と『油性』という性質の塗料があります。本当は『油性』は弱溶剤と強溶剤とまだ分かれますが、住宅などでは強溶剤はほとんど使用されないので、ここでは弱溶剤のことを『油性』と呼ぶことにします。

 

ここでは外壁塗装で使うなら『水性』と『油性』はどちらを使用した方が良いのか、性質のことも説明しながら解説していきます。ただし、あくまで光和建装しての見解なので、塗装専門店や塗装に関わっている建設業によっては意見が別れる事もあります。

 

目次

 

1.結論

2.『水性』の性質とメリット・デメリット

3.『油性』の性質とメリット・デメリット

4.耐久性はどちらが高いのか

5.まとめ

 

1.結論

結論から話をしますと水性塗料を圧倒的にお勧めしています。それは『環境にやさしい』というのが、一つの決めてです。環境にやさしいという事は、動物、人にやさしいということです。逆に『油性塗料』は環境に厳しいということは、人に厳しい塗料ということになります。細かい説明を次から説明していきます。

 

2.『水性』の性質とメリット・デメリット

 

水性塗料の性質は簡単に説明をすると『主成分は水』なので、希釈(液体にしていき塗りやすくすること)するためには『水』と使うので『水性塗料』と言われます。水を使用することにより様々なメリットが生まれます。業者やお客様からたまに『水性塗料は剥がれやすい・早く剥がれてしまうのではないか??』と言われることがありますが、そんなことはありません。

 

水性塗料は主に『反応硬化型』という、性質で硬化します。反応硬化(熱硬化)とはエポキシ樹脂、ウレタン樹脂、シリコン系樹脂、ふっ素樹脂などに代表され、 これら塗料は、使用時に塗料液と硬化剤を規定量混合して使用するタイプです。簡単に言えば、硬化剤を使用することによって、乾燥ではなく、化学反応で効果するという事です。

 

化学反応で効果する事により、乾燥より強固な塗膜を形成できます。これを『2液型』や『2液タイプ』と言われていますが、2液型には劣るものの近年では『1液型』で同じ性質の硬化を実現している材料があります。ですので、最近の水性塗料でも剥がれず長持ちする塗料が増えてきています。

 

これもチェック!! 1液型でも反応硬化型で強固な塗膜の『シリコンフレックスⅡ』

 

次に『水性のメリット』ですが、一番は『臭い』や『アレルギー』です。水性塗料は先ほども説明したとおり、水で希釈するので『シンナーなどの臭いがありません』また『シンナーによって植物が枯れるなど危険性』もありません。

 

シックハウス症候群の原因であるホルムアルデヒド系のものを使用していないものに記されるF☆☆☆☆のものがほとんどです。このF☆☆☆☆部屋の中でも使用してもよい商品になります。そのくらいのランクのものですから、外壁塗装をするにあたり、優れている商品だと思います。

 

ちなみにホルムアルデヒドとは、刺激臭のある可燃性の無色透明な気体のことです。人の粘膜を刺激するので、目に涙が出でて、痛みが出たり、鼻水が出たり、のどの渇き・痛みやせきなど、人にとって良くない、危険な物質です。VOC(揮発性有機化合物)の中の1つになります。

 

それと、手入れがしやすいというのも、メリットと言えます。水で希釈できるという事は、水で洗い流せるという事です。反応硬化型なので、固まってしまうと、洗い流すことができませんが、固まる前であれば、水で刷毛やローラー毛などきれいに洗う事ができます。油性の場合は、シンナーを使って洗わないといけない為、肌にも良くないですし、環境にも良くありません。その点、水で洗える水性塗料の方が良いと言えます。

 

次にデメリットの説明になります。一番のデメリットは『塗装できるものが少ない』です。もちろん外壁や屋根の塗料などには水性塗料はありますが、外壁に伴って塗装していく、破風板や雨樋、胴差、幕板、雨戸などの部分には塗装できない事が多いです。

 

水性塗料では塗装する事は不可能という事ではありませんし、塗装できる水性塗料も多くはありませんが、あります。しかし、業務用・プロ仕様の塗料はほとんど見うけられません。ですので、その部分では油性塗料で塗装していくしかないのです。

 

また水性塗料は硬化してしまうと、液体に戻ることはありません。逆にいうと、油性塗料はシンナーを使うことにより、水性塗料より液体に戻りやすい性質を持っています。ですので、水性塗料は塗装する所以外に塗料がついてしまうと、なかなかきれいにする事ができません。

 

きれいになりにくい分、油性塗料より、ビニールやマスキングテープで塗料が付かないように養生をしなければなりません。それも水性塗料のデメリットと言えます。また刷毛やローラー毛などの消耗品だけど、数回使える道具にも同じことが言えるため、消耗品のロスも多くなります。

 

3.『油性』の性質とメリット・デメリット

 

油性塗料のメリットは『留まりの良さ』につきます。塗装業界での『留まり』というのは、塗料が素地(外壁材など)に引っ付くぐらいのことをさします。水性塗料より『留まりやすい』ということは『塗装できる範囲が広い』ということです。

 

ですので、油性塗料は外壁材でも使われる『金属系』や雨樋などの『塩化ビニル系(塩ビ)』などに幅広く使用されます。それと屋根専用の塗料では油性塗料を取り入れているメーカーが多いことからも留まりの良さのメリットが十分あると言えます(最近、水性塗料も増えてきていますが…)。

 

油性塗料は色々な材質で使用可能のため、油性塗料を1缶もっていれば、外壁材・雨樋・金属系など何種類も使わずに塗装することができます。ですので、個人の塗装職人が個人的に塗装する時は、油性塗料を使うケースが多いです。

 

また水性塗料は硬化してしますと、液体に戻ることは困難なのに比べて、油性塗料は、硬化して少しの時間であれば、シンナーを希釈すれば、液体に戻りやすい性質はあるので、飛散して塗装しないところに多少飛散したとしても、きれいに拭き取る事ができます(水性塗料も時間が経っていなければ可能です)。

 

次にデメリットですが、やはり一番は『臭い・臭気』です。シンナーを使って希釈するため、乾燥するまでにシンナーの臭いがしてしまいます。『外の工事だから臭いは少ないですよ』と言われる方もいますが、確かに人によっては気にならな人もいるかもしれません。しかし、臭いに敏感な人『女性やお子さんなど』は、乾燥するまで、臭気に悩まされる人も少なからずいます。

 

また『窓などを閉めておけば大丈夫』というのも注意が必要です。何故かと言うと、住宅には換気扇や通気口が何か所あります。そこは、なかなか密封することはできないため、油性塗料を外壁に塗装すると、換気扇や通気口などに臭いはってしまう事もあります。

 

油性塗料なかでも『弱溶剤』は『強溶剤』に比べて、臭いがとても少なくなっていますが、どうしてもシンナーを使っていますので、どうしても臭いがしていまします。気にする人・気にしない人と人によって変わるので、リスク分散としては、水性塗料の方の勝利です。

 

4.耐久性はどちらが高いのか

 

良く『水性・油性ではどちらが耐久性(耐候性)があるのか』という質問をいただきます。結論から話をしますと『どちらとも言えない』と言えます。なぜかと言うと、たしかに一昔は油性の方が、留まりの良いし、耐久性もありました。しかし、今は『ラジカル制御』という進歩から水性だから・油性だからという耐久性での幅は無くなってきました。

 

シリコン系でも油性塗料が15年くらいの耐久性が多い中、水性塗料で耐久性が最高18年という高耐久な塗料もありますし、最高24年耐久の水性のフッ素系もあります。ですので、水性・油性というのは耐久性では、比べるとことはできません。光和建装ではお客様には『調べて、ちゃんと説明がある塗料であれば、水性・油性ではく、商品名と耐久性で決めて方が良いですよ』と説明しています。

 

これもチェック!! 最高18年耐久のシリコン塗料と24年耐久のフッ素系塗料のある『リファインシリーズ』(クリックまたはタップ)

 

5.まとめ

 

水性塗料と油性塗料のメリット・デメリットとなぜ水性塗料の方が、外壁塗装ではお勧めしていることがご理解頂けたかと思います。営業マンも水性塗料と油性塗料のメリット・デメリットをあまり話さずに塗料を説明する人も多くいますので、注意が必要です。ただし、水性も油性も性質が違いますので、適材適所に使い分けるのが本当は正解です。外壁塗装を大成功に導くには多少の塗料に対しての『知識』も必要です。まったく分からないからと言って営業マンの言いなりにならないようになりましょう。