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光触媒塗料とフッ素樹脂塗料、その他の塗料の違いを知る

 

 

外壁塗装で皆さんが迷われる道、どの塗料で塗装をするか。そこで質問がたまにある””光触媒””とその他の塗料の違いについて質問を基に解説していこうと思います。ここで、光触媒と何なのかとどんな性質を持っているのかがご理解頂けると思います。

 

質問

光触媒とフッ素、どっちが良いと思いますか?おすすめしますか?

 

結論

まず光触媒はコーティングの塗料でフッ素樹脂塗料(その他の塗料も含む)は上塗り材なので、そもそも一緒ではありません。ですので、質問そのものが間違いで、フッ素樹脂塗料で塗装をするのか、シリコンなどの他の塗料で塗装するのかを選ばないといけないということ。またフッ素樹脂塗料、その他の塗料の上にコーティングとして光触媒の塗料を塗装するのか、しないのか選択する事になります。 準立てて解説していきます。

 

目次

1.そもそも光触媒とは何か??

2.ちょっと前のと今の光触媒は違う!?

3.光触媒は実際どうなのか??個人の意見として解説

4.まとめ

 

1.そもそも光触媒とは何か??

光触媒とは簡単に説明をすると””特殊な性能を付加するコーティング材””のことで、外装での光触媒製品と内装に使用する光触媒製品は同じ光触媒という名前の製品ですが、性能が違います。深堀して、解説していきます。まず、外装の光触媒ですが、先ほど説明した通り””コーティング材””になり、フッ素やシリコンの上塗り材のさらに上塗りする材料になります。製品の性能としては””超低汚染性””を付加するものです。光で汚れを浮かせて、雨水で浮かせた汚れを洗い流す性能を得ることができます。注意点ですが、今に現存している光触媒は水性系のコーティング材なので、油性塗料との相性は悪いです。ですので、光触媒の下はフッ素でもシリコンでもどちらにしても””水性系””の塗料でなければなりません。

 

次に内装用の光触媒の塗料ですが、内装用はクロスなどの内装材の上にコーティングするもので、内装用の光触媒塗料は””クリヤー(透明)と色付き””のものがあります。性能としては、色付きは汚れなどを色で隠すことができるので、きれいにする効果もありますが、最大のメリットは除菌やウィルス除去、消臭効果です。 最近では老人ホームや病院、店舗、バスの車内でも使用されることもあります。最近問題の””新型コロナウイルス(COVID-19)対策で内装を塗装している状況がニュースで取り上げられていました。

 

※PR TIMES公式参照

 

 

 

また内装用の光触媒のメリットは長期的な効果が発揮できるという点です。市販されているもの(スプレータイプや置き型のもの)は一ヶ月など短い間の効果ですが、内装用の光触媒はかなり長期的に効果が期待でき15年~20年近く続くものもあります。

 

2.ちょっと前のと今の光触媒は違う!?

ちょっと前までの外装用の光触媒はTOTOオキツモコーティングス製の『ハイドロテクトシリーズ』が光触媒塗料を日本ではじめてに近い形で販売して、そのハイドロテクトシリーズでした。このハイドロテクトシリーズも今の光触媒と工事の流れは同じで専用の材料を下塗り、中塗り、上塗り、トップコーティング(光触媒のコーティング)と言った形で施工していました。全て専用塗料での工事でしたので、代用ができず、価格も高価でした。

 

現在はTOTOオキツモコーティングス製の『ハイドロテクトシリーズ』は販売が注しており、今では色々なメーカーが光触媒の塗料を販売しています。しかし、その光触媒の塗料はハイドロテクトシリーズとは違い、光触媒のコーティングのみ発売されていて、下塗り(シーラー)や上塗り(シリコン樹脂塗料やフッ素樹脂塗料など)は別のメーカーOKと代用が聞くもので、費用も今までの光触媒よりは少し、抑えられた金額になり、扱いやすいものになってきました。

 

3.光触媒は実際どうなのか??個人の意見として解説

では光触媒で塗装工事を施工するのはありか・なしかという意見ですが、個人で来な意見として、外装(屋根や外壁)を塗装工事で使用するのであれば、別の塗料での検討をおススメします。それは2つの理由があります。

 

まず1つが、外装の光触媒の効果は太陽光で汚れを浮かせて、雨水で洗い流す””超低汚染””の効果です。しかし、デメリット””光が当たらないと汚れを浮かすことができない””というものです。今では、光が当たらなくても、効果が発揮できる””無効触媒””というものもありますが、どちらにしても、普通の塗料の上に塗装する””コーティング材””です。

 

また先ほど光触媒の効果は15~20年もつものがあると話しましたが、塗装のそのもの効果(塗装そのものの耐久性)はもちろんシリコン樹脂系やフッ素樹脂塗料などどいった””上塗りの材料””に依存します。塗膜自体の耐久性が10年ほどの塗料の上にいから15~20年もつ光触媒とコーティングしたとしても、10年ほどで塗り替え、塗装の時期が来てしまいます。ですので、オーソドックスな塗料では光触媒の効果持続分まで上塗り材の材料が持たないということになります。ですので、自動的に超耐久な塗料、フッ素樹脂塗料やそれに近い塗料で塗装してからでないと費用対効果は期待できないということになります。また先ほども話した通り、水性系の塗料でないと上に光触媒のコーティングできないので、塗装する商品の選択肢もだいぶ減ってしまします。

 

2つ目の理由が剥がれたときの保障問題です。現在の光触媒のコーティングはその前に塗装する塗料は別メーカーで塗装するのが、ほとんどです。その状態でもし塗装が剥がれたら、違うメーカー同士が責任の擦り付けする可能性が出てしまします。全ての塗料やコーティングを同一メーカーでなおかつ、メーカー保証があるメーカーであれば、そのような事はありませんが、違うメーカー同士であれば、このような問題になることも少なくありません。なぜ剥がれたのかを比較検討しても完全に原因を追及するのはとても難しいことです。

 

上記の理由で、外装用の光触媒のコーティングを塗装するのは現時点ではなしだと思います。光触媒のコーティング材を使わなくても、効果が少し劣る””低汚染系””というのは塗料そのものにある効果ですし、違う技術で””超低汚染系””を実現した塗料もあります。塗料自体は高価なものですが、塗料自体の耐久性分持続するので、塗り替える時期も同じで費用対効果も十分でしかも、コーティングする手間がない分、光触媒コーティング材で施工するよりは、お得に””超低汚染””の効果とつかることができます。

 

また内装用の光触媒についてですが、この工事は外装に比べて紫外線による塗膜の劣化などありませんし、効果自体が””除菌””と””消臭””の効果なので、老人ホームなどの施設や店舗には有効だと思います。家よりも広い面積で、いろいろな菌や臭いを改善にるには様々な機械を設備投資しなければなりません。そのなかの一つに入れても、効果持続は長いので、費用対効果は抜群です。

 

 

>>屋根や外壁の専用塗料で光触媒とは違う技術で””超低汚染””実現した塗料超低汚染リファインシリーズの説明はこちら(タップまたはクリック)

 

>>【外部リンク】日本ペイントの内装用光触媒-ニッペパーフェクト® インテリアエアークリーンの説明はこちら(タップまたはクリック)

 




4.まとめ

いかがでしたでしょうか??外装用の光触媒は塗装する上にコーティングすることで””超低汚染””を付与することができるコーティング材で内装用は””除菌””や””消臭””効果が期待できるものというのはご理解いただけかと思います。もちろん光和建装はどちらも施工可能ですが、お客様には金額とその効果が本当に必要かなどの””費用対効果””を考えてもらい、塗装工事に向き合ってほしいと思います。営業マンの言葉ばかりを期待せず、一緒に塗装工事を大成功していくという考えで光和建装はお客様に塗装工事をご提案・提供しています。

 

-お知らせ-

光和建装の公式ホームページ以外に””塗装専用の特設サイト””と””雨漏れ専用の特設サイト””もあります。ぜひ遊びに来てください!!

 

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