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塗装工事で失敗したくない人必見!失敗しない塗料の選び方

塗装工事で失敗したくない人必見!失敗しなし塗料の選び方

『どんな色で塗装・塗り替えをするのか』も大切ですが、『どんな塗料で塗装・塗り替えるか』はそれ以上に大切なことです。

家のイラスト

なぜなら、屋根や外壁の塗り替え・塗装工事は10~15年間は手を入れることが少ないからです。塗料選びに失敗してしまうと、思っていた(期待していた)年数より、早くメンテンナンスをしなければならなくなったりする可能性が出てしまします。

しかし、これがすごく難しいのです。長年塗装工事をしてきた弊社でも、お客様のことを考え、苦労してしまします。

塗料によって4種類に分けることは、別のブログで紹介をしました。アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素の4種類でしたね。

塗料

 

参考ブログ:塗料の種類と耐久性の比較

しかしその4種類の中にまたそれぞれ溶剤タイプと水性タイプがあり、また硬化質タイプと弾性タイプに分かれ、さらに一液タイプと二液タイプ、薄塗り(薄付け仕上)と厚塗り(厚付け仕上・マスチック工法)などさまざま枝分かれします。

それ以外にも、低汚染・防カビ性・防藻性・透湿性・断熱性などの性能も考えて分類を始めると、はっきり言ってキリがありません。

このように多種多様の塗料が数十社の塗料メーカーから発売されているので、塗料の種類には無限に近いくらいあります。その中から我が家を塗装する塗料を一つに絞り込むのは難しく結局、業者が進めるとおりの塗料を選ぶことになります。

業者が正しいアドバイスをしてくれればいいのですが、悪徳業者に騙されないように、ここでは塗料を選ぶ基準をお話しします。結論から先に行ってしまえば塗料を選ぶ基準は4つあります。

おすすめ

 耐候性 価格 環適用性 防汚性

 

この4つを総合的に考えて塗料をことが大切です。①耐候性②価格については以前のブログで解説しましたので、③環境適用性について考えていきましょう。

環境適用性とは環境対策のことです。いくら耐久性の高い塗料であっても、臭いがひどく体に有害な塗料では安心して家に住めません。

塗料の缶に入っているものそのまま使用して塗装するわけではありません。塗りやすくするために希釈材を混ぜて塗装します。これを希釈といいます。希釈材とは溶剤タイプではシンナー、水性タイプでは水です。

溶剤タイプの中で最近増えてきたのが『弱溶剤タイプ』です。臭いが強い溶剤タイプより臭いが少ないタイプの塗料です。別名で『NAD型塗料』といったり、『ターペン可溶型塗料』とメーカーによって様々な呼び名があります。

しかし、臭気が少ないといっても、シンナー(弱溶剤タイプは、塗料用シンナー)で希釈しますので、多少なりとも、臭いは必ずします。弊社のお客様で臭いが敏感の方は、気になる方もいらっしゃいました。

臭いが気にならないのは『水性タイプ』の塗料です。水性タイプの塗料はシンナーを使用しないので、臭いが気にならない人がとても多いです。『水性』と聞くと何となくひ弱そうに聞こえますが、水性タイプは反応硬化型といって、化学反応で固まるものですので、溶剤タイプの固まり方と性質が違います。

以前は、溶剤タイプ・弱溶剤タイプより、耐久性が劣るとなっていましたが、今はラジカル制御型などの技術向上により、そこまで変わらなくなってきました。また、二液タイプに至っては、溶剤タイプより、高い耐久性のある水性タイプの塗料まであります。

リファイン1000Si-IR

水性タイプの超耐久塗料:アステックペイントジャパンの超低汚染塗料

『環境適用性』についてはこのくらいの知識があれば十分と思います。

最後に④防汚性について考えてみましょう。防汚性とは汚れが付きにくいことを指します。外壁の汚れはの原因は電気と油(排気ガス)です。子供のころに下敷きを髪の毛にこすって遊んだことがあると思います。

合成樹脂でできている下敷きは摩擦で静電気を帯びます。実は塗料にも同じことが言えます。塗料も下敷きと一緒で合成樹脂でできていますので、塗膜に風が吹き付けることによって、摩擦が生じるのです。そうすると塗膜表面に静電気が発生します。

この静電気が廻りに浮遊するホコリを吸い寄せてしますのです。しかもホコリを一度吸い寄せてしまうとなかなか手放そうとしません。塗膜自体がホコリを付着させる性質を持っているのです。

最近は各メーカーから『低帯電性』の性能をもつ塗料が発売されています。静電気を発生させにくく、また静電気が発生しても、すぐに消滅してしまうという性能です。この『低帯電性』より汚れが付きにくくなるのです。

今度は油(排気ガス)の話です。電気は汚れを吸い寄せる『力』ですが、油や排気ガスは『汚れそのもの』です。そもそも外壁の汚れの源は車の排気ガスや工場の煙、家庭の換気扇からでる煙などです。

工場

社会が生み出す汚れなので『社会汚染』と言いますが、どれも油性です。塗料の中の溶剤タイプや弱溶剤タイプは油性です。そうすると塗膜の汚れとかが油性同士で合体してしまうのです。それに油は水を弾きます。

当然、塗膜も雨水を弾いてしますので、雨水によって汚れが洗い流されることはありません。ですので逆に汚れを付きにくくするには塗膜を親水性にすればいいのです。

親水性にするにはセラミック系塗料(低汚染・超低汚染系塗料)になります。汚れが付きにくい塗料の多くは水性タイプがバリエーションが豊富です。弱溶剤タイプの中には水性タイプに劣る物の『低汚染』の塗料もあります。

 

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