外壁や屋根の塗装でおススメする機能 4選
外壁塗装や屋根塗装を成功させるには、ただ塗装するだけではありません。外壁の塗料には各メーカーが企業努力をして様々な機能のある塗料が続々と販売されています。
しかし、いったいどんな機能があれば良いのでしょう??光和建装が今までメーカーが塗料販売店、実際に塗装して良いと思った効果をご紹介していきます。
目次
1.超高耐候性
2.超低汚染性
3.変退色防止性
4.遮熱性
1.超高耐候性
高耐候性というのは簡単にいうと、塗料のつや・防水性が何年持続するかの耐久性のことです。一般的に実験で10年以上の耐候効果が期待できるものが、高耐候性といいます。ただもう、10年以上の耐候性・耐久性をもつ塗料を塗装するのは普通となりつつあります。
光和建装がおススメするのは、高耐候性のさらに上位クラスの超高耐候性です。一般的には15年以上の耐候性・耐久性のある塗料です。以前はフッ素樹脂くらいしかその超耐候性がありませんでしたが、ラジカル制御の技術でシリコンクラスの塗料でも15年もつ塗料がどのメーカーからも販売されています。
中にはシリコンクラスで15年以上(メーカーでは15年~18年)もつものまであったり、他にも20年以上もつフッ素クラスのものがありますが、塗料のつやなど保っても素材(外壁材)が悪くなるリスクがありますので、光和建装では10年~15年おきにメンテナンスも兼ねて塗装工事をすることをおススメしています。
2.超低汚染性
低汚染性というのは簡単に説明をすると、汚れにくいということです。特に車などの排気ガスは風や雨水によって外壁に付着して汚してしまいます。皆さんも見たことある『外壁に黒い水の流れたあとが…』がそれです。
低汚染性が雨水などの水でその汚れの元を洗い流す効果があるものになります。その効果を発揮するのが、セラミックになります。たまに営業マンが『セラミック塗料なので長持ちします』と言ってくる方もいるみたいですが、正確には間違いです。
セラミックの成分が雨水などを玉のように(撥水効果のように)はじき、汚れと一緒に流すといった構造になります。またその低汚染性の上位クラスが超低汚染になります。説明をするとセラミック配合が低汚染、セラミックを複合させたのが、超低汚染になります。
セラミック複合を掻い摘んで説明をすると、セラミックを複合していれることにより、セラミックの層が細かく詰り、汚れが塗膜により侵入しない仕組みになります。
セラミック複合とは違いますが、違う構造で超低汚染にさせたのが、光触媒です。光触媒は光で汚れを一度浮かせて、セラミックによって雨水を使って汚れを洗い流すという構造です。構造的には違いますが、効果的には同じ超低汚染にあります。外壁塗装においては、光が当たらないところには光触媒の効果は半減してしまうので、セラミック複合の超低汚染がおススメです。
3.変退色防止性
もしご自宅でちょうど塗り替えをして10年くらい経たれている方でいるかもしれませんが、『屋根を黒色に塗ったはずなのに今は赤っぽくなっている』とか『外壁をベージュに塗ったはずなのに薄いピンク色になっている』とかなっているお宅をたまに見うけられます。
それが変退色になります。変退色になってしまう原因としては、塗料の色を決めている『顔料』が原因です。塗料は絵具と一緒で色と色を混ぜて色を作ります。しかし、絵具よりもともとの顔料の色が少ないのです。また、塗料で使っている顔料は『有機顔料』になります。
ですので、塗料の黒色を作る場合は、有機顔料の紺色、赤さび色、黄色系の色を使って黒色を作ります。顔料は色によって劣化する早さが違います。基本的に濃い色が早く劣化しやすいとされていますので、黒色の場合は、紺色が早く劣化し、色が抜けて『赤っぽくなってしまった』となるわけです。
この防止策が『変退色防止性』になります。先ほど有機顔料を混ぜて色を作るとありましたが、変退色防止性では『無機顔料』を使用します。無機とは塗料中ではもっとも超高耐候性のクラスになるほど強い物質になります。その顔料版になります。
有機顔料を使うことにより長期に黒色やベージュ色を保つことができるのです。しかし、欠点もあります。それは調色ができないということです。通常の塗料は少し色が合わないと、調色という作業で色を調整できますが、無機顔料はそれができません。
なので、オリジナルの色を作ることができないのです。ですので、無機顔料を使った塗料は各メーカーの色ではないと塗装できません。
しかし、各メーカーの色のバリエーションもかなり豊富なところもありますので、気に入る色はそこにきっとあるはずです。ですので、『変退色防止性』の無機顔料を使った塗料をおススメしています。
4.遮熱性
遮熱性で良く『夏は涼しくなるので遮熱塗料は良いですよ』と営業マンから言われたことがあるかもしれませんが、この『夏は涼しくなる』というのは、建物によります。
まず戸建などの住宅は天井裏や外壁と内壁の間に断熱材が入っています。その断熱材で熱伝導を抑えていますので、元々、遮断熱しています。ですので、遮熱塗料を塗装したからと言って、効果はさほどありません。
それでも『部屋が熱くてたまらない』というお宅は、窓からの太陽熱で熱いことが多いので、窓に日よけや熱を遮断するフィルムなどを取り付けた方が断然、効果があります。
また工場や事務所で屋根や壁に断熱材が入っていない建物もあります。その場合には遮熱塗料を使うことによって効果があります。
しかし、遮熱塗料をおススメするのは、別の目的です。それは『熱によって発生する屋根や外壁材の劣化』を未然に防ぐためにおススメしています。屋根や外壁材は熱によって反ってしまうことがあります。一度反ってしまうと元には戻りません。
反った状態だと強風などで、割れてしまったりする原因にもなります。その熱による劣化を予防するために遮熱性(遮熱塗料)をおススメしています。
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いかがでしたでしょうか?光和建装は10~15年おきに塗装することをおススメしています。10年おきなら、最近の塗料はオーソドックスなシリコンでも10年以上の耐久があるので、高機能な塗料を使わなくても良いかと思いますが、15年以上の耐久がある物を塗装するなら、なるべく高機能な塗料が良いと思います。
高耐久な塗料を使用するなら紹介した機能は外せないと思います。もし高機能な塗料について、詳しくお聞きしたいときは、お気軽にお問い合わせください。
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