FRPベランダ床のメンテナンス方法
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FRPベランダ床のメンテナンス方法
FRPベランダ床は、ガラス繊維と樹脂を混ぜて作られた丈夫な素材で、防水性や耐久性に優れています。
しかし、定期的なメンテナンスを怠ると、防水性能が低下して雨漏りの原因となることがあります。
FRPベランダ床のメンテナンスには、大きく分けて3つの方法があります。
トップコートのみの塗り替え
トップコートは、FRP防水の表面を保護する役割を果たしています。トップコートがはがれてきたり、ひび割れてきたりした場合は、トップコートのみの塗り替えでメンテナンスできます。トップコートの塗り替えは、DIYでも行うことができます。
ただし、高圧洗浄機を使用する場合は、プロに依頼することをおすすめします。
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トップコートの塗り替え手順
1.ベランダ床の汚れを掃除する
ほうきやブラシで、ベランダ床の砂や埃を取り除きます。頑固な汚れは、中性洗剤で落とします。
3.高圧洗浄機でベランダ床を洗浄する
高圧洗浄機で、ベランダ床の汚れを徹底的に洗浄します。ただし、強すぎる水圧で洗うと、FRP防水が剥がれてしまうので注意しましょう。
4.アセトンで油膜を取り除く
トップコートが塗りやすくなるように、ベランダ床の油膜を取り除きます。アセトンを含ませた布で、ベランダ床全体を拭き取ります。
5.プライマーを塗る
トップコートの密着性を高めるために、プライマーを塗ります。プライマーは、FRP防水の種類に合った製品を選びましょう。
6.トップコートを塗る
プライマーが乾いたら、トップコートを塗ります。トップコートは、2回塗るのが一般的です。
防水層からの塗り替え
トップコートのみの塗り替えでは、防水性能が十分に回復しない場合は、防水層からの塗り替えが必要です。
防水層からの塗り替えは、プロに依頼することをおすすめします。
床材からの補修
FRP防水が剥がれたり、ひび割れてきたりした場合は、床材からの補修が必要になる場合があります。
床材からの補修は、FRP防水の種類や状態によって、さまざまな方法があります。プロに相談して、適切な補修方法を検討しましょう。
FRPベランダ床のメンテナンスの時期
FRPベランダ床のメンテナンスの時期は、一般的に10〜15年程度とされています。ただし、雨風の当たり具合や、使用頻度によっても、メンテナンス時期は異なります。
FRPベランダ床の状態を定期的に確認し、劣化が見られたら早めにメンテナンスを行うようにしましょう。
FRPベランダ床のメンテナンスの注意点
FRPベランダ床のメンテナンスをする際は、次の点に注意しましょう。
- 高圧洗浄機を使用する場合は、強すぎる水圧で洗わないようにしましょう。
- トップコートを塗る際には、2回塗るのが一般的です。
- 防水層からの塗り替えや、床材からの補修は、プロに依頼することをおすすめします。
FRPベランダ床のメンテナンスをきちんと行うことで、雨漏りのリスクを減らし、建物を長持ちさせることができます。定期的なメンテナンスを心がけましょう。
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