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外壁の劣化を見極めるポイント4選

外壁は、雨風や紫外線などの自然環境から家を守る重要な役割を担っています。しかし、経年劣化によって塗膜がはがれ、ひび割れやカビが発生するなど、様々な劣化が起こります。

外壁の劣化を放置すると、雨漏りや雨染み、サビ、カビなどの原因となり、家の美観や耐久性を損なうだけでなく、住まいの価値を下げる可能性もあります。

そこで、今回は外壁の劣化を見極めるポイントについて、詳しく解説します。

外壁の劣化の種類

外壁の劣化には、大きく分けて以下の4種類があります。

  • 色あせや変色
  • チョーキング現象
  • クラック(ひび割れ)
  • カビやコケなどの汚れ

色あせや変色

新築時と比べて、外壁の色が薄くなったり、色が変わったりしている場合は、色あせや変色の可能性があります。これは、塗膜が劣化して、紫外線や雨風の影響を受けやすくなったことにより起こります。

チョーキング現象

外壁に触ると、白い粉が付着する現象をチョーキング現象といいます。これは、塗膜の中の顔料が剥離して、表面に出てきている状態です。チョーキング現象が起こっている場合は、塗膜の防水機能が低下している可能性が高いため、早めに塗り替えを行う必要があります。

クラック(ひび割れ)

外壁にひび割れが発生している場合は、クラック(ひび割れ)の可能性があります。クラックは、塗膜の劣化や、建物の歪みや揺れなどの影響で起こります。クラックが大きい場合は、雨漏りの原因となる可能性があるため、早めに補修する必要があります。

カビやコケなどの汚れ

外壁にカビやコケなどの汚れが付着している場合は、カビやコケの発生が考えられます。カビやコケは、湿気や汚れが原因で発生します。カビやコケが発生している場合は、早めに洗浄や塗り替えを行う必要があります。

外壁の劣化を見極める方法

外壁の劣化を自分で見極めるには、以下の手順で行います。

外壁の状態を観察する

まずは、外壁全体の状態を観察しましょう。色あせや変色、チョーキング現象、クラック、カビやコケなどの汚れなどがないか、確認します。

外壁に触って確認する

外壁に触って、白い粉が付着していないか確認しましょう。白い粉が付着している場合は、チョーキング現象の可能性があります。

ひび割れの大きさを測る

クラック(ひび割れ)がある場合は、その大きさを測りましょう。クラックが0.5mm以上の場合は、雨漏りの原因となる可能性があるため、早めに補修する必要があります。

専門家に相談する

自分で判断が難しい場合は、専門家に相談しましょう。専門家は、外壁の状態を詳しく確認し、適切なアドバイスをしてくれるでしょう。

外壁の劣化を防ぐには

外壁の劣化を防ぐためには、以下の点に注意しましょう。

定期的に外壁の点検を行う

外壁は、定期的に点検を行い、早期発見・早期対策をすることが大切です。

塗り替えを定期的に行う

塗膜は、10~15年を目安に塗り替えを行いましょう。塗り替えを行うことで、外壁の劣化を防ぎ、美観を保つことができます。

雨水の浸入を防ぐ

雨水の浸入を防ぐために、軒や雨樋などの雨水対策をきちんと行うことも大切です。

外壁は、家の外観を左右するだけでなく、家の耐久性を保つ重要な役割を担っています。定期的に点検を行い、劣化を早期発見・早期対策することで、家の美観と耐久性を守りましょう。

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