門扉をDIYで塗装する方法
門扉などちょっとした所を塗装したいけど塗装専門店などにお願いすると思ったより、結構な見積もりを言われることがあります。しかしそれは人件費などがかかるので、仕方がないことです。今回は、DIYの視点で門扉の塗装をおススメする材料を含めて解説していこうと思います。
Contents
質問
門扉の塗装について質問です。自分で門扉を塗装したいと考えています。門扉は鉄製で今は白色です。これを、黒色にしたいと思っています。門扉の場合は、どういう材料を使った方がいいんでしょうか?また、刷毛で塗っていくのでしょうか?
結論
鉄部の門扉を塗装する方法として、外壁塗装でもそうですが、色々なやり方があります。基本的は養生、下地処理、下塗り材、上塗り材の順番に施工していきます。おススメの材料と一緒に説明します。
目次
1.門扉を塗装をする前に
2.まず他のものが汚れたり、傷ついたりしない様にきちんと養生をしましょう。
3.きれいに仕上げるためには下地処理が大切です。
4.上塗り材や不具合防止に下塗り材を塗りましょう。
5.丁寧に上塗り材を塗って完成。
7.完成した後の注意点。
8.まとめ
1.門扉を塗装をする前に
まず門扉を塗装する前に門扉が取り外しできるか確認をしてください。できない場合は、その状態で塗っていく事になりますが、取り外せるのであれば、部品ごとに分かるように外してから部分ごとに塗装していくことをおススメします。そうすれば、隙間なく塗装することができますし、場所を変えて庭やガレージなど、広いところで作業ができるからです。また作業台に置いて作業すれば、上下運動せず、腰などを痛めることも少ないと思います。
2.まず他のものが汚れたり、傷ついたりしない様にきちんと養生をしましょう。
門扉に関わらず、塗装する時や他の工事をする時でも””養生””は必要になります。いくらプロでも気を付けて、丁寧に作業をとしても、どこかに塗料がついてしまうものです。塗料がついてしまうと掃除がとても大変ですし、素材によっては、取れなくなってしまうものもあります。そうならないように必ず養生は必須と言えます。養生する所は門扉がついていた所周辺と門扉を外して塗装するのであれば、作業場の周辺が汚れないようにどちらも養生します。
用意するものと言えば、新聞紙、マスキングテープ(建築用)18mm、マスカー(ビニール養生)550mmです。マスキングテープやマスカーは色んな幅がありますが、マスキングテープは18mmとマスカー550mmあれば、とりあえず大丈夫です。ビニール養生が足りなければ、550mm幅で重ねればいいですし、マスキングテープも18mmずつで重ねれば大丈夫です。新聞紙はマスキングテープやマスカーでは養生できなかった部分に切り取って使ったりします。注意はマスキングテープで、マスキングテープはラッピング用や建築用、ガラス用、粗面仕上げ用、サイディング用と色々な種類がありますが、サイディング用があれば十分です。おススメはマスキングテープの商品サスケです。
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3.きれいに仕上げるためには下地処理が大切です。
養生が完了したら、次は下地処理です。門扉が鉄部ということであれば、ケレン掛け用の道具や紙やすりなどで、ならしていきます。注意点は粗いものでケレン掛けしてしますと、キズが目立ってしまうので、#400番くらいのとても細かい紙やすりなどで優しくケレン掛けてください。これで、薄いサビの除去や塗料の食いつきを良くしていきます。この作業をしないでそのまま塗装作業をしていますと、鉄は塗料を吸い込まない素材なので、剥がれてしまう可能性が高くなってしまいます。軽くでいいので、ケレン掛けはしていきましょう。
4.上塗り材や不具合防止に下塗り材を塗りましょう。
ここからようやく、塗装工事に入ります。塗装方法からの説明です。塗装は手塗りか吹付けになり、門扉であれば、手塗りであれば、刷毛で塗っていく作業。吹付けであれば、スプレーが良いと思います。養生をしっかりしていれば、スプレーで塗装するのが、おススメです。理由として、刷毛で塗装しても良いですが、どうしても刷毛でなぞった後が出やすいのと、刷毛施工は均一に塗っていくのが難しいので、塗料がだまになってしまう可能性があります。ですのでスプレー施工をおすすめします。しかし、門扉ではなく、広い面積の塗装であれば、スプレー購入はとてもコストがかかりますので、刷毛やローラーで塗装した方が良いと思います。 門扉の場合がスプレーであれば、下塗り材用が2本、刷毛施工なら2Kgあれば、余るくらいです。
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5.丁寧に上塗り材を塗って完成。
次に塗装の上塗り材です。上塗り材は市販品ではウレタン塗料が一般的みたいです。また油性、水性がありますが、油性塗料がいいと思います。プロは鉄部分は油性塗料を使いますので、何か不具合があった場合でもシンナーで拭き取る事が出来るからです。水性塗料は硬化(乾燥したとき)は拭き取る事ができないので、どうしようもなくなってしまいます。ただし、油性塗料を使う際はシンナーを使用しなければなりません。シンナーで薄めないと(希釈しないと)塗装することが難しいのが油性塗料です。ここでもスプレー施工をおすすめします。理由は下塗り材で説明した事と同じです。十分乾燥させたら、最初に取り付けた養生関係を取り外して完成です。取り付けた場合の状態はそのまま乾燥、取り外して塗装した場合は取り付けせずに、出来れば1日乾燥させましょう。手で触って乾いているようでも中がまだ乾燥しきっていなければ、手についてしまったたり、手跡が残ってしまったりと、きれいに仕上げても残念な気持ちになってしまします。
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7.完成した後の注意点。
完成した後に注意することですが、新品の門扉は焼付塗装言われる塗装の方法で熱によって強い塗膜を形成しています。しかし、塗り替えは塗膜塗装と言われる塗装する方法で、言わば上から乗せている方法です。なので、尖ったものや強い圧がかかると、塗装したばかりだと、剥がれてしまう場合があります。門扉は開け閉めを頻繁に行うものですし、また開けっ放しにする際は、どこかに縛り付けて固定したりします。その時にキズなどが応じでしまうと、そこから剥がれてします可能性が出てしますので、塗装してせめて1週間は気をつけて開け閉めを行いましょう。
8.まとめ
いかがでしたでしょうか??塗料は今ではホームセンターでも購入することができ、気軽にDIYできたりします。自分で造ったものやちょっとしたものは、自分でDIYしてみるのもいいかもしれません。自分ですると愛着がわいたりもします。
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